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Text File  |  1993-07-08  |  21KB  |  415 lines

  1.            MOPTERM (Ver2.02i) ご使用の手引
  2.  
  3. 1.はじめに
  4.  
  5.  MOPTERM は,フリーソフトウエアです。私個人が,作成した物を,広く,皆さ
  6. んに使用していただくために配付している物です。(7章で著作権について記述
  7. しています。)なんらかの組織が作成した物ではございません。
  8.  
  9.  配付は自由ですが,ネットへのアップ,商業的な利用については,私が了解し
  10. た物以外,禁止しています。(配付とは,別の個人への受渡しを言っています。
  11. 配付時の注意事項の詳細は,7章に記述しています。他の方へ渡す場合は,かな
  12. らず参照して下さい。)
  13.  
  14.  個人として,配付している目的の一つは,ユーザの意見を広く聴く事です。
  15. そこから,より優れたソフトウエアを作成する事が可能になります。使用された
  16. 方は,ご意見/ご要望/問題点の指摘等をおよせる下さるようお願い致します。
  17.  (これは,義務ではありません。)
  18.  
  19. 2.特別な注意事項
  20.  このソフトはFM-TOWNS専用です,他の機種ではお使いになれません。
  21.   また,このVer2.01は,2M以上のメモリーの搭載が必要です。(お勧めとして
  22. は,4M以上です。) 1Mの機種の場合,Ver0.84をご利用下さい。
  23.  なお,Ver2.01は,T-OS V2.1以上でのみ動作します。T-OS V1.1で,使用される
  24. 場合は,Ver0.99をご利用下さい。
  25.  T-OS V2.1(現時点の最新のレベル)で,動作させる上では,以下のような特別な
  26. 注意が必要です。これらは,T-OS V1.1上で MOPTERM Ver0.99wを使用される場合は,
  27. 問題ない項目です。
  28.  1) 通信速度は,4800baud(BPS)以下に設定して下さい。
  29.  2) RT等の通信中に仮名漢字変換を使用するような場合は,必ず,RS/CS線
  30.      による,フロー制御を,モデム及びMOPTERMに設定して下さい。
  31.  
  32. 3.取り合えずNIFTY-Serve に繋げてみよう
  33.  MOPTERM は,B-Plus転送プロトコルのサポートや,NAPLPS画像データーのデコー
  34. ダーを内蔵するなど,NIFTY-Serve のサービスを中心に機能が作成されています。
  35. また,私,自身,商用のネットワークではNIFTY-Serve を最も,頻繁にアクセス
  36. しています。
  37.  そこで,まず,NIFTY-Serve へのアクセスの方法を簡単に記述します。
  38.  
  39.  と言っても,実は,NIFTY-Serve については,オートパイロットにより,会話型
  40. のセットアップが可能です。
  41.  フリーウエアコレクション,又は,NIFTYのFTOWNS1,FFMHOBフォーラムより,
  42. NIFTY用オートパイロット(NYAN,FAPX,NYAN_E,NEM等)を,持って来て下さい。
  43.  それらのオートパイロットのいずれかを任意のフロッピーや,ハードディスク
  44. にコピーして下さい。
  45.  オートパイッロットをコピーするフロッピーやハードディスクは,通信のため
  46. の設定情報を格納する場所にもなります。設定情報のファイルは,オートパイロ
  47. ットを使う事で自動的に作成されます。
  48.  後の設定は,オートパイロットにより異なりますが,ここでは,私の作成した,
  49. NYANを例に説明します。
  50.  
  51.  オートパイロットの次に必要となるのが,通信により,HOSTから落とした
  52. 文書(ログ)を残すフロッピー又は,ハードディスクのドライブです。
  53.  オートパイロット(NYAN)をコピーする場所とは,別な場所の方が良いでしょう。
  54.  フロッピー2台での,利用の場合,A(0)のフロッピーに,NYAN.PLTをコピー
  55. し,B(1)のフロッピーをログ用に指定すると言った感じです。
  56.  後は,MOPTERMを起動し,ロボット型のAUTOと言うアイコンをマウスの左ボタン
  57. でクリックします。そして,出てきたファイルの一覧を使い,Aドライブ内の
  58. NYAN.PLTを選択すると,必要な設定メニューが出ますので,メニューの指示に従っ
  59. て,各種の設定して下さい。
  60.  NYAN.PLTを途中で停止したい場合は,再度,AUTOのアイコンをクリックして下さ
  61. い。
  62.  
  63. 4.セットアップ
  64.  NIFTY以外のセンターでも,目的のホストセンターに応じたMOPTERM用の,
  65. オートパイロットが,手に入るようでしたら,それを手に入れて,利用された
  66. 方が良いと思います。会話型で,セットアップできる物もありますので便利でし
  67. ょう。その場合,この章の以下の部分はオートパイロットの起動方法(3),4))の
  68. 部分を除いて,読む必要はありません。
  69.  
  70.  MOPTERM で,パソコン通信のセンタに電話をかける場合,相手のセンタに応じ
  71. た通信回線や,電話番号を設定する必要があります。その方法としては,以下の
  72. 4つがあります。いずれの場合も内蔵モデムか,外付けモデム(RS-232C)
  73. かの設定はタウンズ・メニューで予め行って下さい。それ以外の設定も,タウン
  74. ズ・メニューで行って置くことをお勧めします。[Towns システムソフト
  75. ウエア ディクショナリ:通信回線設定]と,通信する相手のセンタのマニュアル
  76. を参照して設定して下さい。なお,送信時間,受信時間の設定は,MOPTERMの場合
  77. は必要ありません。設定しても無視します。
  78.  起動はタウンズメニューでファイル表示を行い,MOPTERM.EXPを,そのまま,2
  79. 回左クリックすることで,可能です。アイテム登録して起動することもできます
  80. [Towns システムソフトウエア ディクショナリー:「ファイル」メニュー
  81.  アイテム管理]。
  82.  
  83.  1) 起動後に設定する。
  84.  前記の方法で,MOPTERM を起動します。
  85.  もし,タウンズメニューの通信回線の設定で,目的のパソコン通信センタに合
  86. わせた設定を行ってる場合は,電話のマークのLINEアイコン(電話の絵)を
  87. 左クリック(マウスカーソルをそこに合わせてマウスの左ボタンを押す)します。
  88. そして,回線の種類(プッシュ回線か,ダイヤル回線か)を設定し,次にキーボー
  89. ドより電話番号を入れて,リターンキーを押します。
  90.  接続開始を確認してきますので,左クリックして下さい。
  91.  もし,タウンズメニューで,回線の設定をやっていない場合は,SETアイコ
  92. ン(金槌の絵)を左クリックして,回線の設定を行い,次にLINEアイコンで,
  93. 回線の種類,電話番号を設定して下さい。
  94.  なお,この方法では,MOPTERM 起動毎に電話番号を設定する必要があります。
  95.  また,SET画面で設定した回線の種類は,MOPTERM を終了すると消えてしま
  96. います。
  97.  タウンズ・メニュー又はMOPTERM のSET画面で設定する,回線の属性は以下
  98. のものです。接続するセンタ,及び,モデムに応じて設定してください。
  99.  ボーレート,データ長,パリティ,ストップビット,X-ON制御。
  100.  
  101.  2) パラメタで設定する。
  102.  MOPTERM をアイテム登録する際のパラメタで,電話番号を設定できます。
  103.  この場合,回線の設定は,あらかじめタウンズメニューでやっておいて下さい。
  104.  パラメタには以下のものを設定して下さい。
  105.  
  106.    ダイヤル式回線の場合     ATDP nnnnnnnnn
  107.       プッシュ式回線の場合     ATDT nnnnnnnnn
  108.  
  109.                                        nnnnnnnnn:センタの電話番号
  110.  
  111.   複数のセンタ(アクセスポイント)にかける場合はパラメタを変えて複数のアイ
  112. テムを登録すると便利です。アイテムの登録については,タウンズの基本システ
  113. ムのマニュアルを参照し下さい。なお,アイテムの標準アイコンは基本システム
  114. の“TMENU.ICN”というファイルに入っています。これを,MOPTERM9.EXP
  115. (又は,MOPTERM8.EXP)を入れたフロッピーの一番上位のディレクトリにコピーする
  116. ことで,標準のアイコンが使用できます。
  117.  ただし,この方法では,センター毎に回線の設定を変えることはできません。
  118.  
  119.  3) 起動時にAUTOPILOTによる,処理を行う。
  120.  パラメタに以下ものを指定することで,起動時に自動的にオートパイロットを
  121. 動作させ,回線を設定し電話を掛ける等の処理を行うことができます。
  122.  
  123.    -x ファイル名
  124.  
  125.   ファイル名で示されるファイルに,オートパイロットの制御文を入れておきま
  126. す。オートパイロットの制御文については,MOPTERM.SYNを参照して下さい。
  127.  また,オートパイロットの例が SAMPLE.PLTに入っています。
  128.  なお,オートパイロットにつきましては,NIFTY-Serve等の各ネットや,フリー
  129. ウエアコレクションのCD内に,MOPTERMや目的のネットの設定を会話形式で行い
  130. 自動アクセスする,高度な物が配付/収録されています。そちらをご利用される
  131. と非常に便利だと思われます。
  132.  
  133.  4) MOPTERM 起動後にAUTOPILOTを起動する。
  134.  MOPTERM 起動後にAUTOアイコンを左クリックすることで,任意のAUTOPILOT
  135. ファイルを動かすことができます。複数のセンターにアクセスする場合,及び,
  136. アクセス後に行う作業を切り換える場合に有効です。 
  137.  
  138. 5.基本操作
  139.  操作は基本的にマウスで行います。右クリックでアイコン,メニューの選択を
  140. 行い,左クリックでキャンセルです。送信する文書の入力とファイル名のみ,キー
  141. ボードから行います。キーボード,及び,マウスの操作については基本システム
  142. のマニュアルをを参照して下さい。
  143.  
  144. 6.機能概略
  145.  
  146.  0)MOPTERM を終了する
  147.  画面,左上のEXITアイコンをクリックして下さい。終了します。
  148.  何かの作業中で終了できない場合もあります。その場合は,作業に対応するア
  149. イコン(若干,濃い赤で表示されている)をクリックして,その作業を終了させ
  150. た後,上記の操作を行って下さい。
  151.  
  152.  1)CDの演奏
  153.  CDアイコンをクリックして下さい。その時,セットされていた,音楽CDの
  154. 演奏トラックの番号が表示されます。演奏したい曲を左クリックすることで,演
  155. 奏が開始されます。CDアイコンをクリックした時点で演奏中の場合は演奏中の
  156. 曲番号が青く表示されます。
  157.  
  158.  2)電話を掛ける,切断する
  159.  LINEアイコンをクリックすることで,切断中は接続を,接続中は切断がで
  160. きます。電話番号がセットされていない場合は,電話番号を入れる画面がでます。
  161. 回線の種別をセットしたあと,電話番号を入れて下さい。
  162.  
  163.  3)サイドワークを起動する
  164.  T-OS V2.1用のサイドワークを起動します。サイドワークについては,基本シス
  165. テムのマニュアルを参照して下さい。
  166.  
  167.  4)ファイル操作
  168.  FILEアイコンをクリックすることで,以下のことが可能です。
  169.  - Send File  → ファイルの内容を送信する
  170.  - Receive File → 受信内容をファイルに書き込む
  171.  - Send X-M   → X-MODEMにより,ファイルを送信する
  172.  - Receive X-M → X-MODEMにより,ファイルに受信する
  173.  - Send Y-M   → Y-MODEMにより,ファイルを送信する[Ver0.99w~]
  174.  - Receive Y-M → Y-MODEMにより,ファイルに受信する[Ver0.99w~]
  175.  - Send Name  → ファイル名を送信する
  176.  - Write Log    →  MOPTERMで記録している通信内容の全てをファイルに書
  177.                      き出す[Ver0.96~]
  178.  - Read Nap     →  NAPLPS画像データのファイルを読み込み表示する
  179.                                                               [Ver0.99w~]
  180.  B-Plusによるファイルの送信/受信は,センタと端末プログラム(MOPTERM )で
  181. 自動的に設定を行うため特に,操作は不要です。既存のファイルを扱う場合はフ
  182. ァイル名を間違わないように,Send Nameを使用すると便利です。
  183.  
  184.  5)オートパイロット起動
  185.  オートパイロットファイルを作成しておき,そのファイルの内容に従って,自
  186. 動的に通信作業を行うことができます。オートパイロットファイルの作成方法は,
  187. MOPTERM.SYNを参照して下さい。
  188.  作成済のオートパイロットファイルを起動する場合は,AUTOアイコンをク
  189. リックして下さい。
  190.  なお,一覧表示するオートパイロットファイルの名前は *.PLT の形式になって
  191. いる必要があります。
  192.  
  193.  6)通信パラメタのセット,カストマイズ
  194.  SETアイコンにより,通信パラメタ,及び,MOPTERM の各種機能の変更が可
  195. 能です。変更できる要素は,オートパイロットで変更できる要素と同じなので,
  196. MOPTERM.SYNを見ると分かると思います。
  197.  
  198.  7)バックスクロール
  199.  画面上消えてしまった古い通信内容を参照できます。(Ver0.84では,上下矢印
  200. のアイコンをクリックして下さい。) 通信中の画面をマウスの左ボタン(クリ
  201. ック)を押しながら引っ張って下さい。左ボタンを押して動かしながら,離すと
  202. そのまま動き続けます。もう,一度,左ボタンを押すことで,止めることができ
  203. ます。
  204.  
  205.  8)メモ及びカット&ペーストの機能。
  206.  左クリックでメニューがでます。それに従って,操作して下さい。
  207.   Undo    - 直前のCut,Pasteの取消が可能です。
  208.   Cut     - カットバッファに文章を格納し,かつ,その文章を削除するモー
  209.            ドになります。
  210.     Copy    - カットバッファに文章を格納するモードになります。
  211.   Paste   - カットバッファの内容を,指定した位置に挿入します。
  212.   Find    - 特定の文字列の検索ができます。
  213.     CloseAll- 開いているメモウィンドウを全て,クローズします。
  214.         (開いているメモウィンドウがある場合のみ)
  215.   New Memo- 新しい,メモエリアを作成し,編集用のメモウィンドウを開きま
  216.       す。メモエリアは,9つまで作成できます。
  217.        編集状態のメモウィンドウがある時に,これを行うと,以前のウ
  218.       インドウは開いたまま残ります。
  219.        作成された,メモが9個になると,それ以上の追加はできません。
  220.   Send    - 編集状態になっているメモウィンドウの内容を送信します。送信
  221.       完了後は編集状態は解除され,通信モードになります。
  222.   Read    - 編集状態になっているメモウィンドウにフロッピーやハードディ
  223.       スクからデータを読み込みます。
  224.     Write   - 編集状態になっているメモウィンドウの内容をフロッピーやハー
  225.       ドディスクへ書き込みます。
  226.     Close   - 編集状態になっているメモウィンドウを閉じます。このメモウィ
  227.       ンドウを開く前に,編集していたメモウィンドウがある場合,その
  228.       メモウィンドウが編集状態になります。
  229.     Clear   - 編集状態になっているメモウィンドウの中身を全て,クリアーし
  230.       ます。
  231.     Print   - 編集モードになっている,メモウィンドウの内容を印刷します。
  232.     Delete  - 現在,編集状態になっているメモを削除します。
  233.     Memo X  - 作成済のメモのX番目を編集するために,メモウィンドウを開き
  234.       ます。現在,編集状態のメモウィンドウがある場合は,開いたまま
  235.       残ります。(X:は1~9の数字)
  236.  
  237.  メモウィンドウの大きさは,四隅の赤い矢印を摘むことで,変更できます。
  238.  また,メモウィンドウの位置は,メモウィンドウの上の棒を摘むことで動かせ
  239. ます。
  240.  画面に複数のメモウィンドウがある場合,そのウィンドウを左クリックするこ
  241. とで,そのウィンドウを編集モードにすることができます。メモウィンドウの外
  242. の,バックの画面をクリックすると,裏にあるログ画面をクスロールさせること
  243. ができます。
  244.  このメモウィンドウの編集は,オートパイロット実行中も可能です。ただし,
  245. オートパイロットの処理によっては,編集でのファイル制御,OAK制御で待た
  246. される場合があります。フルスピードで,ホストにアクセスしたい場合は,お勧
  247. めできかねます。
  248.  なお,メモのリード,ライト,クリアーのための,制御文は,Memo1のみを
  249. 対象とします。
  250.  カット&ペースは,以下の方法でも可能です。左クリックを押した状態で右を
  251. チョット押して下さい。カットモード(鋏カーソル)になります。カットしたい
  252. 部分をそのままなぞります。(なぞった部分が赤くなります。)
  253.  通信スクロール画面では,カットを行った後,マウスのボタンを離すと自動的
  254. にペーストモード(吹き出しカーソル)になります。その状態で,通信入力行に
  255. ペースト(複写)できます。通信入力行の,複写したい位置にカーソルを持って
  256. いって,左クリックして下さい。
  257.  スクロール画面からメモにペ-ストしたい場合は,ペーストモードで,一度右
  258. クリックしてキャンセルした後,メモ画面でマウスを動かさず,右を押しながら
  259. 左を押してすぐに,両方離して下さい。前にカットした文書をペーストできます。
  260.  メモ画面でカットすると,なぞった部分を消すかどうか聞いてきますので,消
  261. す場合はDELETE/MOVEをクリックしてください。消さない時は,右クリックをして
  262. 下さい。何れの場合も,その後,ペーストモードになります。
  263.  一度,カットしたものは,次にカットするまで,保存されています。マウスを
  264. 動かさないで,右クリック中に左クリックして,すぐに両方離すことで,前にカ
  265. ットした物を再度,ペーストすることができます。複数箇所への複写に利用でき
  266. ます。
  267.  
  268.   9)NAPLPSのオンライン表示機能
  269.   NIFTY-Serve等で使われている画像通信規約 NAPLPSのデコーダーを内蔵してい
  270. ます。内蔵デコーダーは自動的に起動されますので,NIFTY-Serve等の問い合わせ
  271. には常に,デコーダーありで回答してかまいません。
  272.  
  273.   10)その他の機能
  274.  - BREAKキーによるブレーク信号の送信
  275.  BREAKキーにより,ブレーク信号を送信します。ブレーク信号の送信時間は100ms
  276. です。
  277.  
  278.  - 1文字単位の送信
  279.  2バイトの文字(全角文字,漢字)に対する,バックスペースの送信数で,2
  280. つのモードがあります。Ch/2は,NIFTY-Serve等の2バイトの文字は2つのバ
  281. ックスペースで取り消すセンタ。Ch/1は,2バイトの文字でも1つのバック
  282. スペースで戻すセンタです。
  283.  
  284.  - MS-DOSコマンドの発行
  285.  通信入力行で,「%」で始まる文字列を入力すると,MS-DOSのコマンドと
  286. して処理します。ただし,全部のコマンドが入力可能ではありません。また,外
  287. 部コマンドやプログラムの起動には,ディレクトリの設定が必要です。
  288.  オートパイロットから,コマンドを発行することも可能です。
  289.   「%C:\COMMAND.COM」を実行する事で,簡易コンソール機能として利用可能です。
  290.  
  291.  - AUTOPILOT制御文の発行
  292.  通信入力行で,「$」で始まる文字列を入力すると,AUTOPILOT制御文として処
  293. 理します。「$」の文字はカストマイズ可能です。
  294.  
  295.  - RS/CS線制御
  296.  RS/CS線による,モデム-パソコン間のフロー制御が可能です。MNPも
  297. モデムを使用されてる方に有効です。SET画面による設定,又は,オートパイ
  298. ロットの制御文で設定して下さい。
  299.  モデムの側はモデムコマンドで設定します。(AT\Q3 が一般的でしょうか?)
  300.  
  301.   - 内蔵モデムのモニター
  302.  内蔵モデムのモニターを本体内蔵のスピーカーで行うようにしてます。モニター
  303. を行いたくない場合はモデムコマンドで設定して下さい。(ATL0等)
  304.  
  305.  - ESCシーケンス,CTRLコード
  306.  ESCシーケンス,CTRLコードに対応した画面の制御をすくことが可能で
  307. す。オプションになってますので,SET画面,又は,AUTOPILOTの制御文で指定
  308. して下さい。ESCシーケンスについては,全てをサポートしているわけではあ
  309. りません。
  310.  
  311.   - ベル音のカストマイズ
  312.  Ctrl-G(07)信号でのベル音を変更することができます。任意のSND形式のフ
  313. ァイルを,MOPTERM起動時のディレクトリに「BELL.SND」という名前で,入れて下
  314. さい。
  315.  
  316.   - 起動オプションの追加
  317.  タウンズメニューから,エディターとして起動する場合に以下のオプションを
  318. 指定して下さい。
  319.  
  320.  RUN386 MOPTERM.EXP -e 編集ファイル名
  321.            又は
  322.   RUN386 MOPTERM.EXP -x オートパイロットファイル名  -e 編集ファイル名
  323.  
  324.   これは,MOPTERMのメモ機能を,TMENU.IF2に,エディターとして登録する場合
  325. に有効です。
  326.  
  327.  - 各種コードサポート
  328.   標準はShift-JISですが, 制御文により,JISコード,旧JISコード,EUCコード
  329. が利用可能です。
  330.  
  331.  - 柔軟なメモリー設定
  332.  メモリー量に応じて,通信ログ領域,メモ文書領域を設定するようにしました。
  333. 目安としては以下の通りです。
  334.       メモリー量  ログ      メモ  (Cutバッファ)
  335.       2M        64K       32K (3K)
  336.             4M      1024K     1100K (110K)
  337.             6M~   1024K     2048K (200K) (最大)
  338.   (上記のメモリー量は,タウンズ本体に実装しているメモリー量からRAM-
  339.    ディスクや,HMM用の領域を除いた値です。最大以上は,増加しません。)
  340.  
  341.   - Ver2.02で追加された機能
  342.   ○ 起動時のパラメタの追加
  343.  以下の起動時パラメタをサポートしました。
  344.         -c :サイドワークの色設定で設定した(TMENUの)色パレットを使用する。
  345.         -pXXX :XXX Kbyteのメモリーを, オートパイロット用作業域に追加する。
  346.            (TOWNSのメモリーを 4M以上に増設した場合のみ使用可能です。)
  347.   ○ LINE.PLTの起動機能
  348.  LINEアイコンで LINE.PLTと言うオートパイロットを起動可能です。
  349.  サンプルのLINE.PLTをMOPTERM起動時のディレクトリー(MOPTERMと同じディレ
  350. クトリー)に置いて, LINEアイコンをクリックして下さい。
  351.    ○ その他,若干のオートパイロット制御文の追加
  352.  
  353.   - 2.02iでの修正
  354.   いつかのバグ修正と、ESC/Pプリンターサポート等のオートパイロット制御
  355. 文の追加です。
  356.  
  357. 7.著作権
  358.  このプログラムの著作権はNIFTY-Serveのモップ(PFF00570)にあります。配付は
  359. 自由ですが,ネットへの転載につきましては,著者(私)の承諾を受けて行って
  360. ください。また,商用に使用する場合にも,私の承諾が必要です。
  361.  NIFTYでのメール(PFF00570宛)で,連絡をお願いします。
  362.  
  363.  また,転載/配付時には必ず,この文書(MOPTERM.DOC) 及び MOPTERM.MAN MOPTERM
  364. .SYNの3つのファイルを,本体(MOPTERM.EXP,MOPT99Y.EXP)に添付願います。
  365. (配付とは,個人間の受渡しの全てを,言っています。)
  366.  
  367.  このソフトウエアによって,ユーザがなんらかの損害/被害を受けた場合でも
  368. 私は,何らの保証も致しません。また,このソフトウエアは,継続的なメンテナ
  369. ンスを行う保証もありません。
  370.  私の承諾なしに,このソフトウエアの一部,又は,全部を,別のソフトウエア
  371. に組み込む事を禁止します。
  372.  
  373.  なお,別に配付されているオートパイロットファイルについては,各オートパ
  374. イロットの記述に従った著作権になりますので,ここでの記述の範囲ではありま
  375. せん。
  376.  
  377. 8.注意
  378.  タウンズOSの仮名漢字変換を使用しますので,ユーザ辞書の管理はタウンズ
  379. OSのメニューで行ってください。このソフトの中からはロード・セーブできま
  380. せん。なにもしないで,おくと,登録した単語が消えることがあります。
  381.  AIWAのモデムPV-A2400をお使いの方は,DTR信号線を有効とするためモ
  382. デムコマンド 「AT&D3」 を入れて下さい。
  383.  
  384. 9.誤り(バグ)について
  385.  本ソフトを使用して発生したトラブルについて,私,及び,配付者は責任を負
  386. いません。現時点で,NIFTY-ServeのFTOWNS1フォーラムにおいて,ある程度のメ
  387. ンテナンスを行っています。バグ情報等は,そちらの会議室,又は,NIFTY-Serve
  388. のメールにてお願いします。(IDは PFF00570)
  389.  現在,この版を作成している段階で,報告されていて,修正が間に合わなかった
  390. バグは,以下の2件です。
  391.  1) Y-modemでアップロード時に,ファイル長が伝わらないケースがある。
  392.  2) MS-DOSコマンドを MOPTERM上で処理した場合,処理中に回線から受信した
  393.   データが,消えてしまう。
  394.  
  395. 10.謝辞
  396.  本ソフトの開発にあたっては,以下の方々に協力いただきました。
  397.  
  398.   富士通株式会社殿,Ming殿(PBA02743),チビゴリラ殿(PFA00104),MSどす殿
  399. (MHH00225),孔雀王殿(MHF00443),稲妻殿(NCB00461),NAMAZU名人殿(PEE00665)
  400. ,ジュニア殿(NBG00627),Dante殿(PEE01022),Chama7/しんたろ殿(MHF00460)
  401. ,K殿(PEE00764),稲妻殿(NCB00461),Yama-chan殿(PEE01244),おくと殿(PEE01566),
  402. <Nakatani>殿(PFG02442),すけるとん殿(NBE00503),SeoRIN殿(NAG01765),
  403. 無謀ちゃん殿(MHC03204),☆れお☆殿(GBB01017),太郎殿(GEF00046),
  404. ☆リアット☆殿(GEB00740),,,,他多数の方々
  405.  
  406.  みなさんの協力に心から感謝いたします。
  407.  
  408.  
  409.    B Plus Protocol is a Service Mark of CompuServe, Incorporated.
  410.  
  411.    All Right Reserved Copyright (c) MOP/PFF00570 1989,1990,1991,1992
  412.  
  413.                        モップ(PFF00570)
  414.                        1992年  3月  5日
  415.